オフィスホワイトニング
オフィスホワイトニングでナチュラルな白い歯に!
にっこり笑ったときに見える白い歯は、清潔な印象を与えます。現在は手軽にできる審美治療の1つであるホワイトニングですが、今回は特にオフィスホワイトニングをご紹介します。1度の来院で歯を白くできるといったオフィスホワイトニングのメリットだけでなく、デメリットにも触れながら人気の審美メニューについて、オフィスホワイトニングが初めての方でもわかりやすい解説をします。
オフィスホワイトニングとは?
オフィスホワイトニングは、歯を白くする治療の1種で、クリニックで行う方法のことを言います。高濃度の薬剤を専用のライトで活性化させて、歯の黄ばみをスピーディーに分解します。1度の施術で歯を白くできるため、その場で効果を実感できます。
オフィスホワイトニングは高濃度の薬剤を扱うため、医療機関でしか取り扱えません。そのため、確実に歯を白くしたい方やプロに任せてなるべく手間をかけたくない方、スピーディーに歯を白くしたい方など、本格的なホワイトニングを望む方に適しています。また、医療機関で行うホワイトニングなので、万が一施術中に痛みが生じた場合でも安心できるでしょう。
なお、オフィスホワイトニングは1度の来院でも効果を感じられますが、回数を重ねるほど白さがアップします。1週間~10日の間隔で3回程度の施術を繰り返すと歯の白さが定着し、後戻りがしにくくなります。
オフィスホワイトニングの手順
施術の手順をご紹介します。オフィスホワイトニングは1時間程度で終了いたしますので、お忙しい方にも受けていただけます。
①カウンセリング
歯科医師や歯科衛生士とカウンセリングを行い、患者様が希望する歯の白さや、ホワイトニングの範囲などを聞きとります。現在の歯の色や口内環境を確認します。このときホワイトニングを行う範囲に、大量の歯石が付着している場合や大きな虫歯がある場合は、先にクリーニングや治療を行わないと施術を受けられないことがあります。
②クリーニングと保護
ホワイトニングを行う前に、歯の表面の汚れを落とします。汚れが付いたままではホワイトニングの効果が十分に得られないので、丁寧にクリーニングします。また、オフィスホワイトニングは高濃度の薬剤を使用するため、唇や歯茎に薬剤が触れないように専用の器具や保護材で保護します。もしも歯肉や唇などの粘膜に薬剤が触れると、痛みが生じます。
③薬剤の塗布と照射
歯の表面の水分を拭き取ってから、薬剤を塗布します。ホワイトニング効果を促進する特殊な光を、歯の表面にあてて一定時間照射します。
④薬剤の除去
照射が終わったら、薬剤を水で洗い流していただきます。③から④の工程を、患者様が希望する白さになるまで繰り返します。一般的には3回~5回繰り返します。希望する白さになったら、薬剤だけでなく歯茎の保護剤も除去します。
⑤仕上げ
再度汚れが付かないように、歯を専用のブラシとペーストで磨き、表面を滑らかに整えて終了です。
メリットとデメリット
オフィスホワイトニングには、メリットがありますが、デメリットもあります。ホワイトニング治療をご検討中の方は、ぜひ長所と短所を知ってから施術を行うか決めてください。
メリット
- 一度の施術で効果を実感できる
オフィスホワイトニングは高濃度の薬剤を使用するので、1度の施術でも白さを実感できます。結婚式や面接、撮影のような大切なシーンの前でも、清潔感のある白い歯を叶えることができます。 - 手間がかからない
オフィスホワイトニングはホームホワイトニングのように毎日続ける必要がなく、患者様ご自身の手間もかかりません。 - 医療機関だから安心
歯科医院で行う本格的なホワイトニングだからこそ、1本いっぽんの歯の特性を見極めながらプロが適切に対応してくれます。 - セラミック治療と比べて費用を抑えられる
リーズナブルに歯を白くしたい方にとって、健康的な白い歯を手に入れられるホワイトニングのメリットは大きいです。セラミック治療を行う場合、自由診療になるため平均でも8~15万円程度かかることになります。 - 歯を削らずに白くできる
白く輝く歯は健康的で清潔感のあるイメージを与えます。歯を削らずに白い歯を叶えるホワイトニングは、歯を大切にしたい方にとって最適な審美治療といえます。
デメリット
- 後戻りがあるため、白さをキープする必要がある
ホワイトニングは、永久的な効果をもたらしません。後戻りのスピードは個人のし好品に左右されますが、一般的には2~3ヶ月程度で徐々に戻り始めます。白さをキープするには、定期的に歯科医院に通うか、ホームホワイトニングを兼用します。 - 施術後24時間は食べ物に制限がある
オフィスホワイトニング直後の24時間は、色の濃い食べ物は控えるようにしてください。なぜならホワイトニングによって歯の表面の膜が一時的にはがれ、色素を吸収しやすい状態になるからです。膜が再生されるまでの24時間は、コーヒーや赤ワイン、カレーなどの色の濃い食品や喫煙は控えてください。 - 知覚過敏の影響が出ることもある
個人差はありますが、ホワイトニングを受けると知覚過敏に似た痛みを伴うことがあります。特に、強い薬剤を用いるオフィスホワイトニングはこの傾向が強いようです。痛みの原因は、歯が白くなる過程で生じる「歯の脱水症状」によるものです。24時間以内に歯の水分バランスが戻ることで痛みは解消されます。なお、歯質が弱くなるわけではありませんのでご安心下さい。